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21話派生 ルルーシュ←ユーフェミア





さぁ、堕ちておいで、愛しい人よ












「私から皆さんにお伝えしたいことがあります」


その言葉に周囲は何事かとざわめきだし、何台ものカメラが向けられる。
後ろから小さく己の騎士が何か声を出しているが、耳には入ってこなかった。
もう、私には一つのことしか頭になかったのだ。
ルルーシュ。
私の愛しい人。
もうすぐ貴方を手に入れられる。
その幸せに緩みそうになる頬を懸命に堪え、人受けする何も知らない第三皇女の無邪気な笑みを浮かべる。
そのまま周囲を見渡せば、愛して止まない漆黒の青年を瞳に捕らえた。
愛しいという感情を隠しもせずに彼だけに微笑みかければ、己の淡い菫色と彼の紫電が重なり合う。
彼の視線が自分に向けられていると言う事実に、さらに己の笑みが深まることがわかった。


「朗報です。7年前、イレブン占領時に亡くなったとされた私の義兄、第十一皇子が発見されたのです!」


ねぇ、ルルーシュお兄様!

両手を広げ、高らかにそう言い放った言葉にルルーシュの瞳は見開かれた。
唖然とする彼にうっそりと私は微笑みかける。
己の視線を辿り、マスコミや軍人、生徒の視線全てが彼へと向けられた。
徐々に怒りに染まるその瞳はアメジストを一層色濃くしていて。
あまりに綺麗なその色が自分だけに向けられていることに優越感を覚え、うっとりと瞳を細める。
視界の端で慌てたスザクが彼の元へ駆け寄るのを見つけたけれど、もう遅い、間に合わない。
今更、否定したところで、もう、逃げられないわ、ルルーシュ。
私から遠ざかろうなんて、許せない。
許さない。
でも、もう大丈夫。
これで、貴方は、


「私のものよ」
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はじめまして
こ、怖い子ですねユフィ。
原作では世間知らずで後先考えずにやっちゃった感がありますが、ここのユフィはルルーシュの居場所を作るためにブリタニアをぶっ壊しそうですねぇ。と、なると半年後の続編は反逆のユーフェミアですか?
taka 2007/03/21(Wed)02:05:33 編集
コメントありがとうございます。
はじめまして、taka様。
ま、まさかコメントをもらえるなんて思っておりませんでどきどきですびくびくです。
ルル大好きなユフィを書こうと思ったらいつの間にかこんな話が出来上がっておりました(あれー?
こんな真っ黒な子になる予定はなかったんですが笑
反逆のユーフェミア!いいですね。
特派+ユフィで黒の騎士団に寝返れば良いと思ってます、ホントに(無理だろうけど…!
コメントありがとうございました。
【2007/03/21 14:18】
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