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4.
「ねぇ、リヴァル、片思いの猫に好かれるにはどうしたら良いんだろうね」
「あースザク猫に嫌われっぱなしだもんなぁ…っいたっ痛い痛いっ!ごめんスザク!お願いだから放して!」
「言葉には気をつけたほうがいいかな、リヴァル」
「あ、あぁ。で?今度はどんな猫なんだ?」
「えっとね、漆黒の艶やかな毛並みにね、アメジストの瞳を持っててすらっとしてて大きいんだけど抱きしめるとすっごく華奢でね、気高くてプライド高くてからかうとすぐ拗ねちゃってご機嫌取るのも大変なんだけどとっても可愛くて美人さんなんだよ」
「…スザク」
「ん?」
「ちなみに…お名前は?」
「ルルーシュ・ランペルージ」
(なっんか今悪寒走ったーっ)
5.
「ルルーシュってばホントなんでこんなに可愛いんだろうね」
「どうした唐突に。頭の螺子を何本かどこかに落としてきたんじゃないのか、馬鹿が」
「ふふっ、そんなに照れなくてもいいのに。ルルーシュってば」
「照れてない」
「ホント可愛い。陶器のような真っ白な滑らかな肌もそのつり上がった大きな瞳も真っ赤な小さな唇もホント喰べちゃいたいくらい」
「お前一度その口塞いでやろうか」
「ルルーシュの唇でふさがれるなら大歓迎だよ!」
「お前馬鹿!ホント馬鹿!」
6.
「ルルーシュッ…!君を置いて行くなんてっ!僕には耐えられないよっ」
「スザク」
「一緒に行こう、ルルーシュ。僕たちいつまでも一緒だって言ったじゃないか!あれは嘘だったって言うのか…!」
「…スザク」
「僕は片時も君を離したくない!離れたくないんだ!だから、だから僕と一緒に行こう」
「スザク…トイレくらいさっさと一人で行って来い」
7.
「ねぇ、ルルーシュ。僕さ、常々思ってるんだけど」
「なんだ」
「君の子どもが欲しいんだよね」
「…………は?」
「あ、ごめん。聞こえなかった?僕、君の子どもが欲し」
「いや、わかった。聞こえたからそれ以上言うのはやめてくれ。そして思うのもやめてくれ」
「で、欲しいんだよ」
「うん、全く人の話を聞いてないんだな、お前」
「だって、欲しいんだもん」
「だもんとか言うな。気色悪い」
「気色悪いって…、それが僕に対する愛情の裏返しだってことはわかってる。君がどれだけ僕を愛しているかは理解しているつもりだよ。でももう少し優しく表現してくれてもいいんじゃないかなって思うんだ」
「…たった今お前に向けていた友愛でさえ消え失せた気がするよ」
「ひどっ!」
「酷いのは俺の友情を裏切ったお前だ、この馬鹿!」
「で、話戻すけど、君と僕の子どもが欲しいわけだよ、ルルーシュ」
「聞けよ人の話。無理だから。絶対無理だ。果てしなく無理だ。どう考えても無理だ」
「なんで」
「なんでって、お前常識的にも物理的にも男同士で子どもなんて無理に決まってるだろうが。お前はそこまで能無しだったのか。馬鹿だったのか」
「ばかばかって…ひどいな!これでも僕は真剣なんだよ!」
「なお悪いわ!」
「君がなんと言おうと僕の夢は叶えてもらうからね!」
「俺の意思は丸無視か!っていうか無理!絶対無理!」
「無理じゃない!」
「何故!?」
「だって、僕とルルーシュが組んで出来なかったことなんてないだろ!」
「お前は一度その頭の中をリセットするべきだと思う」
「いくらリセットしても君への想いと僕の夢は変わらないから安心してね!」
「できねぇよ!」
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